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2007'11.23 (Fri)

第389回「兄弟、姉妹はいますか?」

私は三人姉妹の中間子ですが「お兄ちゃん」と呼ぶ人が一人いました。
その人は父の弟、つまり叔父です。

三姉妹が小学生の時、叔父は多分二十代半ばくらいでした。

彼と住んでいて一番記憶に残っているのはいい記憶ではなく
ケンカしたことです。

ケンカの原因は専らテレビのチャンネル争い。
当時は居間にしかテレビはありませんでした。

夕方に姉妹でテレビを見ていると、仕事から帰ってきた叔父が
チャンネルを勝手にかえるのです。
大抵そこでケンカになります。

彼は相手が女の子でも関係なく怒鳴り散らし、ひどい時には食卓が
メチャクチャにされる事もありました。
最終的に謝ればいいのですが、何故か謝る相手が私の母でした。

バイオレンスな小学生時代を過ごし、精神的に鍛えられた私は
幼心に復讐心を燃やし、やっつけるには体を鍛えないと・・等と
ロッキーの様なことを考え、毎晩寝る前には腹筋をしていました絵文字名を入力してください


敵を倒すにはカンフーがいいかもと思っていた矢先、叔父はあっさり結婚して
家を出ていきました。

結婚式当日、叔父が家を出ることに対しては大賛成でした。
寂しさは微塵も感じず、いなくなる事は三姉妹からしても晴れの日でした。


式の途中、叔父が目を潤ませながら私達の席に来て
「今まですまなかった」
と初めて謝ったのです!

バトルの歴史を思い出すと簡単に許したくないのが本音でしたが、
迂闊にももらい泣きしてしまいましたアップロードファイル

その日、三姉妹とお兄ちゃんの和平条約が暗黙の了解で結ばれました。


今では何も無かったかの様に、たまに会うとホノボノとした年寄りの会話をします。

そして三姉妹は共に戦った同士ような仲になり、皆離れて住んでいる割には
2ヶ月に一度は連絡をとりあう程の仲良しぶりです。
この関係を築けたのも、戦う相手がいたからこそなのかも知れません。


テーマ : とりあえず書いとこ ~ф(゜゜) - ジャンル : 日記

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